男性がバーベルで首を圧迫死！ ジムの安全性に注目
中国のネット上で最近、ジムでベンチ・プレスをしていた男性が、120キロのバーベルで首を圧迫されて亡くなったというニュースが注目を集めています。
事故は今年7月3日に河南省（Henan）南陽市（Nanyang）で起こりました。最近公開された動画は、当日、男性がトレーニングを記録するために設置したカメラで撮影されたものです。ジム責任者の説明によると、亡くなった侯さん（27歳）はジムでフィットネスのインストラクターをしていました。事故が起きたとき、ジムは営業時間外で、侯さんは1人でジムに入り、ベンチ・プレスで120キロのバーベルを支えきれず、バーベルが首を圧迫して、自分ではどうにもならず死亡しました。
侯さんは事故の前に既にフィットネスインストラクターの仕事を辞めており、地元の検察院で書記官として働きながら、普段は昼休みを利用してジムで鍛えていたということです。侯さんが設置したカメラには、午後1時57分、営業時間外のジム内で侯さんが1人で重いバーベルでベンチ・プレスに挑む様子が映っていました。彼はバーベルをラックから取り出した後、支えきれず、制御不能になったバーベルが首を強く圧迫し、どうにかしようとして数分間もがいた後、意識を失って動かなくなりました。動画の長さは30分にもおよび、営業時間から推定すると、従業員が事故に気づいたのは午後2時半頃と思われ、既に手遅れで救うことができませんでした。ジムの通常の営業時間は午後2時半から午後9時までだということです。男性の死亡後、事故が起きたジムは現在まで営業を停止しています。関係者によると、男性の家族とジムオーナーとの紛糾は現在も司法ルートを通じて解決中だということです。
今回の事故について、ネットユーザーは「やみくもに重い重量に挑むべきではない」「1人だけでトレーニングするのは危険だ」「ジムのオーナーは無実だ」と指摘しています。中国ではフィットネス人口の増加に伴い、フィットネスの安全性に関する話題が注目を集めています。（c）CGTN Japanese/AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7bdce4955d6ed2df1053982e7bd934db3fa6c2d
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