1 名前:ごまカンパチ ★2022/12/02(金) 23:03:50.57ID:rJspy0Rv9https://news.yahoo.co.jp/articles/35b8462a9ef372875af3793f4589397c554f3879■感染するとリスクを取る行動が増加、人類の3分の1超も感染するトキソプラズマオオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。2022年11月24日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野生生物学者だ。同団体は米イエローストーン国立公園に暮らすオオカミの研究を統括している。「行動が、過去の経験や遺伝、現在の状況、社会的背景などを含め、多くの要素の影響を受けることはすでにわかっています」とカシディー氏は話す。「今、そのリストに寄生虫が加わりました」トキソプラズマは単細胞の寄生生物で、常時、全人類の少なくとも3分の1が感染しているとされる。通常、症状は軽度だが、子どもや免疫抑制状態にある人にとっては、命取りになる場合がある。トキソプラズマはネコ科動物の腸内でしか繁殖できないが、自然界には広く存在し、あらゆる恒温動物に感染する。また、宿主を操ることで知られており、特に、ネズミが感染するとネコを恐れなくなることで有名だ。続きを読む