1: 名無し 2022/03/28(月) 16:24:01.76 ID:QEg0TUK/0● BE:128776494-2BP(10500)
3/28(月) 15:11配信
書店員を中心とした各界の漫画好き選考員が「今、この瞬間一番薦めたいマンガ」を選ぶ『マンガ大賞2022』の授賞式が28日、都内で開催され、『ダーウィン事変』(作者:うめざわしゅん)が大賞に選ばれた。
『ダーウィン事変』は、「テロ」「差別」…ヒトが抱える問題に、ヒト以外の生き物が問題に向き合う“ヒューマン”ドラマ。テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護される。彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。
チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することになり、そこで、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。しかし、「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう…。2020年6月より『月刊アフタヌーン』にて連載がスタートした。
この日は作者のうめざわ氏が都合で欠席し、出席した編集担当が預かった手紙を代読し「名誉ある賞に選んでいただき誠にありがとうございます。名誉というものは、ほしいものですから。まさか、大賞に選ばれるとは本当に驚きました。これも自分の幸運のおかげだと自負しております」と喜び。
続けて「この幸運は担当編集、優秀な作画スタッフなど多くの人たちに恵まれたわけですが、名誉は山分けします。読むのにパワーがいる漫画だなと自分でも思っているので、付き合っている読者には感謝しています」と気持ちを伝えた。
また、制作の裏側について編集担当は「ネームの時はヒトとチンパンジーの間に生き物がいたら、『こんな感じだな』という形でチャーリーが誕生した」と説明。アメリカを舞台にしているが、「うめざわさんは、アメリカに行ったことがない。パスポートを持っていないので海外に行ったことがないそうです。作品では差別、炎上、テロなどを扱い、これを議論してほしくて、アメリカを舞台にした方がリアルに書けるのではないかということで舞台にしました」と明かした。
同賞は2008年に創設され今年15回目。昨年1年間(2021年1月1日~12月31日)に新刊の単行本が発売された作品のうち、最大巻数が8巻までの作品が選考対象。一選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出し、得票数上位10作品(同率順位含む)をノミネートした。なお、第1次選考は99人の選考員から235作品への投票があり、今年1月にノミネート作品10作品が発表された。第2次選考は、選考員が全ノミネート作品を読んだ上で2次選考を行い、1、2、3位を選定し、ポイント制で集計の上、1作品を「マンガ大賞」に選出した。
これまでの同賞受賞作やノミネート作は、数多くドラマや映画化されている。2008年の第1回大賞『岳』(石塚真一、小学館)は小栗旬主演で映画化し、第3回の『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ)も阿部寛主演で同じく映画化。また、2012年大賞の『銀の匙』(荒川弘)はフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化&Sexy Zone・中島健人主演で実写映画化し、2017年大賞の『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)は、平手友梨奈主演で映画化された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fb7e719cd123ae8ee63e447e5f273b6504d8822
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1648452241/続きを読む