自宅でご飯を食べる分には、おかずがなくても家族同士ならどうにか我慢ができる。しかし困るのは、子供のお弁当だ。北村さんの悩みは、高校2年生の娘さんのお弁当にあった。
「一番上の娘さんが学校におにぎりを持っていくにあたって、自宅に調味料がお塩とお醤油しかない状態だったそうです。お醤油だとご飯に染みてしまうから、塩むすびを学校に持っていく。でも今どきの女子高生のお弁当で、塩むすびは見た目にも寂しいですよね。それで娘さんはお弁当の時間になると『お腹が痛い』と言って、毎回トイレで塩むすびを食べていたそうです。すごく切ないですよね」(松本氏)
2番目の娘さんは中学2年生。部活に夢中で、バレー部で活躍していた。「バレー部で遠征があったそうなんですが、お金がないため諦めたそうです。それで娘さんは、飽くまでも部活の時間だけ頑張ろうと。でもこのところの夏場は暑かったでしょう? 本来ならばスポーツドリンクを部活に持たせたいところですが、それができない。自宅で水道水をボトルに詰めて、何とか頑張っていたようです」(松本氏)
↓フードバンクの倉庫。賞味期限や種類別に食料が分けられる

引用元: https://girlschannel.net/topics/3724678/続きを読む