
https://gigazine.net/news/20220612-rare-moth-found-airport-bag-1912/アメリカのデトロイト・メトロポリタン国際空港に到着した乗客のバッグから、「100年以上も目撃されていなかったガの幼虫やサナギ」が発見されました。最終的に、ガは検疫中に羽化して成虫になったとのことです。問題となった荷物は乗客が「薬用茶の種子」と説明したものでしたが、税関職員が詳しく調べたところ、一部の種子には明らかに昆虫が作ったものとみられる穴が空いていました。その後、税関に勤める農業専門家により正体不明の幼虫とサナギも発見されました。見つかった幼虫とサナギは検疫のために隔離されましたが、その検疫中にサナギが羽化して「非常に派手なガ」になったとのこと。M. Alma Solis博士が、ガの成虫・サナギ・幼虫の標本を分析した結果、そのガが1912年にスリランカで発見されて以来目撃が途絶えていた「Salma brachyscopalis Hampson」という種であることが判明。個体が見つかったのは実に1世紀ぶりのことであり、幼虫とサナギが収集されたのは今回が初だとのこと。続きを読む