1 : 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします :2018/07/04(水) 10:23:24.332 ID:1rpyIvbP0.net大学生だった私は、東京で一人暮らしをしていた。大半の大学生がそうであるように、私もダラダラと毎日を過ごしていた。ある日の夜、部屋にカナブンが出た。虫の苦手な私は情けなく叫び声をあげてしまった。早く外に出てくれと窓を開けたが、カナブンは蛍光灯に入ってしまった。ずっとバタバタしてる。始末したかったが、蛍光灯の開け方を知らなかったので、そのままにしてし寝ることになってしまった。時たまバタバタするのが恐ろしく、この日は廊下で寝た。朝起きた時には何も聞こえなくなっていた。死んでしまったのだろう。掃除したかったが、触ることもできないほど苦手な私はそのまま学校に登校した。そして、学校に着いたとき私はふと気付いた。連日の猛暑で、私はエアコンを使っていた。当然窓は閉めきってある。そんな状態で、あのカナブンはどこから来たのだろうかと。だが、考えてもこれといった答えは出ず、おおかた洗濯物にでもくっついていたのだろうと決めつけ、私は授業を受けることにした。授業を終えた私は友人と飲みに出かけた。カナブンの死骸いる部屋に帰りたくなかったのである。結局朝まで飲んだ私は、今度友人にカナブンの死骸を掃除してもらおうと考えながら部屋に帰った。気休めの仮眠を終えた後、二日酔いの頭痛に耐えながら学校に行くことにした。部屋を出ると丁度隣に住む女性と会った。彼女も部屋を出たところのようだった。「おかえりなさい。」「あぁ昨日も飲んでたからねぇ。」割と仲のいい私たちは軽く話し、別れた。それにしても最近暑い。エアコンをつけても、あまり効き目がない。エアコン自体壊れてるようにはおもえないのだが…。転載元スレッド:https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1530667404/
続きを読む