1 :風吹けば名無し:2021/05/11(火) 22:22:50.23 ID:uHsw6EQj0.net
蛭子能収支えた妻が語る「夫が認知症に。やっと夫婦になれた」
花曇りの平日の昼下がり。多摩川の川べりに広がる公園の緑は次々と輝きだし、その香りを穏やかな風が運んできた。シャボン玉を飛ばす数人の女子学生の姿が遠くに見える。ポリポリと頭をかくのはタレントで漫画家の蛭子能収(73)。傍らにいる妻の悠加さん(54)がその様子を見て目を細める。
紺のジャケットをそれぞれ羽織った2人は、ゆったりした時間が流れる緑地公園を巡る。菜の花畑が見渡せる橋で足を止めて、
「うわーキレイや」
蛭子さんが声を上げる。
「キレイだね。花なんて興味なかったのにね、よっちゃんは……」
悠加さんはつぶやき、グレーのキャスケット帽のつばを上げて春の空を見上げた。
蛭子さんの肩にすでに散りきった桜のがく筒が落ちてきた。悠加さんは指先でそれをつまみ、肩口を軽く手で払った。「悪いね」と口にする蛭子さん。
「このごろ、よっちゃんは『ありがとう』と言ってくれるようになったんです。これまで『ごめんね』や『ありがとう』という感謝の言葉を聞いたことがありませんでした。この前は、どら焼きをおやつに出したら『いつもありがとう』と言ったから、思わず聞き直してしまいました。これも認知症の症状の1つだとしたら……よかったんですよね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d459f5bb5e62967c57ef678a7d62f40adeaecbad
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