1: 名無しのニュー速クオリティさん 2021/07/14(水) 13:00:24 https://president.jp/articles/-/47268
■離婚後も解消できない「ペアローン」問題

■誤算を招いたのは、ローン返済が進んでいない段階での離婚
購入したのは東京都内の新築マンションで、6000万円。300万円の頭金をきっちり折半し、残りの5700万円のうち夫が3700万円、妻2000万円でペアローンを組みました。当時の世帯年収は900万円ですから、手取りにすると2人で毎月55万円ほど。毎月のローン返済金額は夫約10万5000円、妻約5万5000円です。管理費・修繕積立金も加味すると収入に対する住居費の割合は約32%で、都心部に家を買うなら許容範囲です。ただし、収入に対する理想的な住居費の割合は、25%といわれています。

しかし、2人は2年後に離婚。私がまず厳しいと感じたのは、まったくローン返済ができていない段階での離婚になってしまったことです。



■マンションが売れてもローン残債が残る状態
彼らが買った新築マンションは6000万でしたが、同じような条件の物件の市場価格は4800万円ほどでした。購入してから2年ほどしか経っていないので、極端に値下がりするのは考えづらいとなると、差額の1200万円分のほとんどが新築プレミアムにあたると予想されます。

これが厄介なのは、丸山さん元夫婦が離婚を機にマンションを売ろうとしても4800万円でしか売れないため、ローンの残債が2人に残ってしまうということなのです。



■家賃5万円のアパートに住みながら、月10万5000円のローンを返済
■「一人でも引き受けられる額なのか」を含めて慎重に検討する必要
私の感覚では、「財布も家も自分の持ち分をしっかり確保したい」という自立心の強いカップルがペアローンを選んでいる気がします。実際丸山さんだけでなく、私のもとに来るご夫妻でペアローンを希望する方は少なくありません。気をつけなくてはいけない点もありますが、住宅ローン減税やすまい給付金といった控除や支援もそれぞれに受けることができ、長期的な視点で見るとお得な場合もあります。

ただしそれらはすべて「離婚しない」前提の話。今の時代、互いに自立していればなおさら、無理してまで一緒にいる理由はありません。

ということで私が強くおすすめしたいのは、どんなにラブラブな時期でも、ペアローンを組むなら「仮に離婚して一人になっても引き受けられる額なのかどうか」も含めて慎重に検討してみましょう、ということです。






引用元: https://girlschannel.net/topics/3484419/続きを読む

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