1: 名無しのニュー速クオリティさん 2020/09/16(水) 10:48:20


https://gentosha-go.com/articles/-/29009
高級ホームのほうがその高級度合に応じて介護職員の配置人数は多く、その分、手厚い介護サービスが可能になります。Aさんの家族も「うちのお父さんは、我儘で手がかかるから職員が多くて至れり尽くせりのほうが、きっと合っているに違いない」と考え、高級ホームへの入居を決めました。

しかし、実際にAさんが入居してみると、さほどの用件でもないのに介護職員が入れ替わり立ち替わり居室を訪れ、Aさんの世話を焼きます。

「ご気分はどうですか」「何かお手伝いすることはありませんか」「食事の時間です。食堂に行きましょう」「入浴は明日の10時からです。着替えを用意しておきます」「水分補給は大切です。たくさん水を飲んでくださいね」などと、ひっきりなしです。

最初の頃は、まんざらでもなかったAさんでしたが、そのうちこの職員訪問を煩わしく思うようになりました。しまいには「用事があれば呼ぶので来ないでほしい」「一人にしてほしい」と、ホーム側に訴える始末です。

最終的に、Aさんが落ち着いた終の棲家は、きわめて庶民的な価格の、どこにでもある普通の老人ホームでした。元会社員や元職人さんも多く入居し、毎日庭に面した縁側で彼らと将棋を指したりテレビで相撲を見たりと、気楽な生活を謳歌しています。




引用元: https://girlschannel.net/topics/2971100/続きを読む

投票者




ユーザーネーム:

パスワード:

次回からログインを記憶: